超初心者様歓迎!はじめてのパソコン
スローハンドスタイル
〜 最小限の動きで最大の効果を得る 〜
いただきマウス その1
ダブルクリック
マウスという入力装置が一般に認知されだしたのは
Windows95が発表されたころです。
わたしが企業内プログラマとして仕事をしていたころ
あれはたしか...
豊臣秀吉がまだ木下籐吉郎だったころ(違う!)
ともかく...
マウスというデヴァイスが出回り始めた
のはここ10年くらいのことです。
ゲイツマシン(Windowsが動くパソコン)のマウスは
ほとんどの場合2つボタンですが、Apple社のMacは
ボタン1つですし、UNIXワークステーションなどは
3つボタンマウスがくっついたものが多いと思います。
ここではWindowsマシンに接続するもっともオーソドックスな
タイプの2ボタンマウスについてお話します。
最初にパソコンを使い始めたかたにとって、もっとも苦悩される(?)
操作のひとつがダブルクリックだそうです。
話は飛びますが、秒針がステップ動作する時計がありますね。
1秒ずつカチコチと時をきざむ時計です。
あの秒針が動く音をクリック音などと呼びます。
そこからマウスのボタンを押してカチッという音をさせること
転じて マウスボタンを押す=クリックする。 という意味で
使われるようになりました。
ダブルクリックは続けてカチッカチッと2回音をさせること
からこう呼ばれます。
初めてマウスをさわる人を見ていると
ボタンを押して、さらに押し続けて、まぁだ押して
それからいきなり、びっくりしたように飛びのく勢いで
マウスから手をはなさんばかりに、ボタンから指を離しています。
あれは、インストラクターの教え方が悪いのです。
マウスの左ボタンを押して、指を離す。
ダブルクリックはそれを2回くりかえす。
たしかにそのとおり!間違いではないのですが
ただしいインストラクションとはいえません。
おまけに
マウスを動かしてマウスカーソルを画面の左上に〜
なんて教えられると
右手の親指と薬指(小指)でマウスを
はさむようにして動かしています。
こんな状況を見て平気でいられるほうが不思議です。
そこで今日は秘伝!というようなものではありませんが
わたしから、ひとつアドバイスをさしあげます。
まず
マウスのボタンはスイッチです。
あたりまえですね(笑)
電気的スイッチであるということは
接触すること=マウスボタンを押したこと
になります。
それからマウスのボタンが押されたという
情報をパソコンに送っているわけです。
整理すると
マウスボタンを押す(クリック)=電気が流れる。
マウスボタンを離す =電気は流れない。
ということです。
そして、ここでもっとも大切なことは
それが髪の毛一本程度の幅であっても
スイッチの電極間に隙間があれば電気は流れない。
ということです。
つまり、パソコンから見れば
ボタンを離した状態(マウスに触っていない状態)と
マウスを握って半分くらいボタンを押し下げた状態は
(0.1ミリの間隔で、まだスイッチが接続されていない状態)
判別することができないのです。
そこで さあおたちあい(笑)
実習の時間です。
マウスボタンをよ〜くごらんになってください。
よ〜くボタンを観察しながら
ボタンの上に人差し指を乗せてじわ〜っと押して
いってみてください。
ある程度ボタンを押したところで
カチッという音がすると思います。
このカチッという音がするまでの感触を覚えておいてください。
それから、
今度は人さし指から徐々に少しづつ力を抜いていってください。
ボタンが元の状態に戻ろうとしていますので
抵抗を感じると思います。
これで実技演習は終了です。
この演習では
1.マウスのボタンは電気的スイッチである。
2.カチッという音がするまでには、指に力をいれ
少しボタンを押す必要がある。
3.カチッという音がしたあと、指の力を抜いていくと
ボタンは押し戻される。
以上の3つのことがらを確認しました。
さて、ここからが本番です。
上の演習から導き出せる結論は
マウスのボタンから指を離す必要はない!
ということです。
マウスボタンは軽く接触している感じで
指を乗せていてかまわないのです。
そして、ボタンを押す必要に迫られれば
カチッという音がするまで(せいぜい1mmくらい)
ボタンを押す。つまり指に力を入れるだけでいいのです。
そして、ボタンを離すといわれたら
指に入っていた力を抜くだけです。
ボタンはバネ(ゴムのときもあります)の力で
元の状態に戻ります。
ダブルクリックはこの応用です。
人差し指の力をいれて
いったん力を抜いて
もういちど力を入れる。
これだけです。
繰り返し練習して
力の加減を覚えてください。
これは マウスの種類によって異なります。
個性というものでしょう。
マウスをはじめて触った人の多くは
ボタンから4センチも5センチも指を離しています。
その状態から
2回連続してマウスボタンをすばやく押す
というのは至難のワザだと思います。
4センチ離れたところからボタンを押して、離す。
もとの状態に戻って、もう一度押す。
合計12センチの距離を運動することになります。
指のエアロビクスかバレエをしているようです。
北斗百烈拳を習得していなくても
マウスのダブルクリックはできるようになります。
ボタンを離す。という言葉にこだわりすぎるから
面倒な悩みがおこるのです。
スローハンドスタイルでは
ボタンに乗せた指に力を入れて
力を抜く
多くても2mmの距離の往復です。
どちらが距離的、時間的に有利かは
比較するまでもありません。
しかも、疲労は最小限ですみますし
ボタンを押し間違える心配も少なくてすみます。
ぜひ習得してください。
最後に
マウス自体を動かすときは手のひらのくぼみと
手首の先(掌底)もつかって手全体で動かす
ようにしましょう。


